今日は中国茶教室で早春のお茶会でした。
浙江省、貴州省、四川省の緑茶と雲南省の紅茶。
私は日本の緑茶はどうも苦手で(今までの人生で出会ったもの)
たぶん体質との相性が悪いのだと思うのですが、
日本のお茶にはあまり興味が湧かないままここまで
来たので、中国茶も緑茶以外を手に取ることが
多かったのです。
でも今年は練習しようと心に誓っておりますので、
来年、みなさんがまだgenkanサロンに興味を寄せて
くださるようであればお披露目できるように、
今季は練習を積みます。
お茶会の帰りに四天王寺さんによっておばあちゃんにお彼岸のあいさつをしてきました。
もうすぐ咲きそうな桜のつぼみを見ていると新しい季節を実感して、
気持ちが明るい方に向くような感じがします。
一年中手に入る人参も春には新物が出回ります。
オレンジ色も初々しくて柔らかく甘みも強くおいしくいただけます。
今年のテーマ食材を加えていつものキャロットラペの薬膳度を高めてご紹介します。
このところ毎日のようにはらはらと泣いています。
うるっとくる、じわっと涙がにじむ程度ではなく
しっかりと涙が粒でおちるほど。
インスタで猫沢エミさんちの猫ちゃんが癌を患った
ことを知り、毎日その様子を読ませていただいて
泣いておりました。
我が家の猫たちも高齢。
状況は違えど重なる部分が多くあって。
そこにまた大きな訃報。
音楽好きな方なら誰でもが知る日本が誇る名ドラマー
村上秀一さんが亡くなったそうです。
何年か前にチキンジョージでライヴを見たのが最後。
素晴らしいユニットなのに客入りが悪く、
お客さんの反応もにぶくてご機嫌斜めだったのが
最後になるとは...
まだ70歳。
コロナが無ければこのタイミングで天に召されるとしても、去年一年はしっかり音楽活動が出来たかもと
思うと残念です。
こちらも私たちの生活に重ね合わせるのはおこがましいのですが、毎日をたくさんの我慢をせず、
やりたいことをやり、身体が喜ぶものをおいしくいただっことって大事だなぁ、それができるって
幸せの極みだなぁと思いました。
そのためには毎日の柔らかな甘いものとお茶の時間って私にとってはとても大事。
5月は久しぶりにシフォンケーキやります。
お彼岸まであと一週間ほど。
明日からの仕入れに出かけてたのですが、
ずいぶん春っぽさの感じられる空気感。
そこに雨の前の湿度が加わって、この感じ苦手な方も
いてはりますよね。
本格的な春が来る前のむずむずもんやり温い感じ、
私もちょっと苦手です。
白黒つけたい癖がここにも表れるのか…
とはいえ、八百屋さんの店先を彩る春から夏の野菜は
活き活きとカラフルで陽の季節への移ろいを感じて
気持ちも上向きになります。
写真のパプリカもたくさん見かけるようになって
きました。
春はいい意味でも悪い意味でも気の動きは「昇」
その動きを上手に捉えて、うきうきしたテンションで春を過ごしたいですね。
一年で一番日本が美しくなる季節もすぐそこです。
中国茶の世界では緑茶の新茶、
スリランカでもディンブラやニルギリなどの新茶、
そろそろダージリンの春摘も...
お茶のシーズンの始まりです。
今シーズンの私的課題は緑茶を上手に淹れられる
ようになること。
ワンシーズンでは無理なのは重々承知してますが、
我要努力。
次のgenkanサロンはゴールデンウィークの頃と
お話ししていましたが、5月の最終週から6月に
かけてオープンの予定です。
2021年の薬膳的養生のメニューを早くレッスン
したいので、genkanサロンはちょっとおあずけ。
昨日はイトウヤエ作陶展の初日にお邪魔して
きました。
以前にもヤエの作品を迎えてくださってる方と
ご一緒して二人でわくわくと作品を選んで、
ギャラリーでも楽しい時間を過ごし、
その後ギャラリーの近くにあるコーヒー屋さんで
お茶して、なーんかこういう感じすっごくご無沙汰
だなぁと。
コロナ禍に陥る前には当たり前だったことが、
実は今一番欲しいことなのかも、と思いました。
盛大に喜ぶことや感動することももちろん欲している
けれど、小さな日々の楽しさや喜びこそ足りてない
よなぁって。
みなさんがsuolaに来てくださることがそういう
たのしい気持ちにつながればすごくうれしいな、
って思ったのでした。
今回のヤエの作品は奥行きが増していて、私が感じたのは宇宙。
まだまだ会期は続きますので、ぜひ足を運んでみてください。
すでに行ってくださった方もいらっしゃるようで、ありがとうございます!
(ギャラリーの場所などは一つ前の生地にリンクをはっています)
同じ器が続いてしまいましたが、私が持っている中で一番宇宙感が強いのがこの器なので...
5月のsuola-aは去年のリベンジの韓国薬膳。
今年の運気からのテーマにぴったり過ぎるくらいぴったりです。
梅雨に向けての養生にも大活躍の4品です。