「すーしー」と読みます。
ちなみに寿司は「しょうすー」
今月のsuola-bも素食台湾薬膳でしたが、
4月の中国粉もんの会のメイン二品も卵は使いますがほぼ素食。
スープは干し貝柱を使いますが。
素食を作る上で一番難しいのがどこから旨味を引き
出してくるか。
中国や台湾には日本にはない乾燥のきのこが色々
あるので、複雑なおいしさを作ることが出来ます。
日本で素食を作る時にはやっぱり干し椎茸が活躍してくれます。
今回の包子はそこに漬物を加えて発酵の旨味をオン!
豚まんじゃないのかーと残念がってらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、
なかなかどうして素食包子も好吃ですよ。
私のそばには結構たくさんの猪年の方がいらっしゃいます。
生徒さん、お友達、みなさん猪突猛進系。
生徒さんはそんな風にお見受けしなくてもお話聞くと
ああやっぱり猪やね..って頷くエピソードを持って
はったり。
友人各位は全員猪突猛進です。
いい意味で。
猪組のみなさん、今年は五十路へ。
50代もその意気で走ってもらいたいものです。
私はばたばた貧乏の酉年ですが、猪風味なところも
あって、これ!と思うものに出会った時は突っ走る
こともあります。
そのひとつが薬膳。
薬膳に出会ったときには大げさじゃなく目の前が
何トーンか明るくなったような感覚がありました。
私が感じた面白さとときめきをsuolaに来てくださる方にもお届けできていればうれしいのですが...
春は持病や不調、長年の痛みなどがあふれ出るように出てくる季節。
薬膳を取り入れることで、今年よりは来年、また次の年と湧き出る不調が少しでも和らいでいくように。
4月のsuolaは五臓すべてを元気にする食材で作る薬膳。
いわば万能薬膳。
デザート以外はほとんど一年中作ってもらえるレシピです。
特別な食材はほとんど使わず、そこにある素材で養生ごはん。
suolaの真骨頂の薬膳です。
気を補って、巡らせるコンビで作る生春巻き。
さっぱりした生春巻きをこっくりしたナッツのソースでいただきます。
何月かわからないぽかぽか陽気ですが、
花粉もたくさん飛んでそうですね。
私は花粉症ではないのですが
なんとなくムズムズするので、写真の菊花茶を飲んでおります。
陽気に誘われて4月のメニューとスケジュール
アップしました。
ご予約は3月1日から承ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
この調子でコロナの状況が改善していくことを願って
おりますが、またその時々の状況を見極めつつの
レッスンのスタイルになることをご理解の上、
ご予約戴ければ幸いです。
現在もほぼ以前と変わらない感じで実習を交えつつの
レッスンを行っております。
試食もしていただいておりますが、お持ち帰りをご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
ただこれからの季節はお料理が痛んだりという別の心配が出てきますので、
ご自身の責任の下で管理をお願いいたします。
真っ赤で形もかわいくて果物の中でも飛び切り
キャッチーな苺。
見かけるとつい買いたくなってしまいますよね。
でも、本来の苺の旬はもっと先なのですよーっていう
お話を毎年今頃しているような気がしますが、
今年もします。
ほとんどの薬膳事典では涼性と書かれていますが、
東方栄養新書では寒性。
私の体感的には寒性。
とにかく身体を冷やす力があるのです。
解暑とまで書かれている本もあります。
夏に食べられたらうれしい。
葉酸が豊富で造血作用があるので、貧血女子には
よいですよと健康番組などでも伝えられていますが、
ちょっと、いやかなり注意が必要。
冷えて血が足りないタイプの方は別の食材で補い
ましょう。
風邪をひいてのどが痛い時や熱がある時にはお薬ほどの効き目があります。
このデザートが登場するのは4月の中旬なので、もう大丈夫かな。
温性のジャスミンとあわせたジュレなので冷えの心配もかなり軽減。
肝の調子をよくする苺とジャスミンで春のイライラうつうつ心のトラブルも防いでいくデザートです。
明日は最高気温が20度になるとか...
明日は食べても大丈夫かもしれませんね。
氷が解けて水になる頃...のはずが今朝は手水の水が
凍っていました。
寒い日二日目、いかがお過ごしでしょうか?
雪国は大雪が降ったり、東北や和歌山でも地震が
起こったり、コロナ以外にも不穏な冬でしたが、
早く柔らかな春が来て欲しいですね。
4月の予定を昨日からお配りしていますが、
メニューの入力をしていると温かな季節を思って
少し気持ちが明るくなります。
春は元来そんなに得意な季節ではありませんが、
やっぱり陰から陽への季節の移ろいは心の中も同じ
なのかもしれません。
4月は前半がgenkanサロンなので、お料理のレッスンはpippuriとsuolaの2種類になります。
こちらも去年できなかったメニューです。
五臓すべてが喜ぶ食材を使ってアジアン薬膳。
メインはこのお料理。
シンガポールではなチキンライス、タイではカオマンガイと呼ばれる鶏のごはん。
蓮の実などなど脾を元気にしてくれる薬膳チームをプラスして、鶏とのタッグでお腹を強くするレシピに。
次にやってくる梅雨に向けての準備に最強のメニューです。