六月の和風月名ですが、和菓子の名前でもあります。
「夏越しの祓」六月三十日に食べるお菓子。
みなさん、よくご存じだと思います。
半年間無事に過ごせた感謝と残りの半年も無病息災を
願っていただくのだそうです。
今年の私の六月三十日は万博で、明日明後日も
びっちりレッスンなので今日のおやつは水無月です。
思い返せば今年の初めは、今頃はまだがんもがそばに
いてくれて、8月には二十歳を迎える気満々だった
なぁと。
あれからもう四か月も経ちました。
早く帰ってきてくれないかなぁと願っていますが、
あの人の来世は猫ではないかもしれないですね。
そんなこんなで2025年も半分が過ぎようとしてい
ます。
相変わらず掲げたテーマは遂行されることなく、
余白のない日々を過ごしています。
私の人生そんなもん。
8月は少しゆっくり目のスケジュールにしました。
今月はシフォンケーキのレッスンをしていて、みなさんにすごく喜んで戴いていますが、
やっぱりオーヴンは暑い、熱い!
お菓子作りはまた秋になってからやりましょうね、ということで午後のクラスはお休みにしました。
その分お料理クラスはゆっくりと時間を取ってゆるゆるいきましょう。
pippuriは後半のクラスなので、少し肺のことも意識した食材選びで河図薬膳を。
心の養生に欠かせない辣韮で和えものを作ってみました。
これかなり気に入っています。
さっぱりしていながら、辣韮のパンチが効いていて無限です。
お伝えするのが二カ月先かと思うと、その頃無事に過ごせているのか心配になるほどの暑さですが
なんとか養生して元気に8月後半を迎えましょうね!
トマト、胡瓜、ピーマン、さやいんげん、玉蜀黍、
アスパラ...
お買い物に行くと夏野菜ばかりに目が行ってしまい
ます。
旬のものを戴くのは薬膳の第一歩なのでもちろん
間違ってはいないのですが、どうしてもそればかりに
なると冷えが溜まることもあります。
とはいえ、上に挙げたものの中でも、ピーマン、
さやいんげん、とうもろこしは平性なのでしっかり
食べても問題なし。
トマト、胡瓜などの瓜類は冷やす力も強いので食べ
過ぎないようにすることと、少し温めるものをプラス
するなど工夫をすれば、この時期に必要な薬効はあります。
中医学は腹八分目の医学。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
やりすぎには注意ということです。
とは言え暑い。
この夏は万博という大仕事があるので(何をするわけでは無い)
とにかく元気でいなくちゃいけません、わたくし。
suolaの薬膳でしっかり整えようと思っています。
ほんと手前味噌ですが、レッスンが続いていると体調が崩れにくいのです。
二日と空けずにレッスンのメニューを食べていると調子が良い。
それと万博に行くようになって(まだ3回のくせにえらそうに)感じるのは
歩くってすごい!
私はまだ二万歩を越えるほど歩いてはいませんが、身体の中の循環の良さを感じます。
ここから先は暑すぎて逆に動きすぎ注意になってくるでしょうけど。
とにかく身体の中に渋滞を作ることは不調への一歩になります。
血、水=陰が動くためには、気=陽の推動作用きが必ず必要になります。
陰陽のバランスを取って滞りの無い身体で暑さを乗り越えましょうね!
胡瓜、トマトとはと麦で作るタブレ風サラダ。
タブレというと本来はクスクスを使うお料理ですが、代わりにはと麦でそれっぽく。
しっかりと気血水を動かしてくれるレシピです。
6月からこの暑さ。
若干怖気づいた感のあるスケジュールになっていて
恐縮ですが、どうぞご覧ください。
決して万博に行くためにいっぱい休んだれーと思って
いるわけではありません。
悪しからず。
恐ろしく暑いのかもしれませんが、バスを使ってくだ
さると桃谷から歩くよりは随分楽ですので、停留所や
乗り場など遠慮なくお問い合わせください。
ご予約は7月2日から承ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
まだ6月の真ん中だというのにもう一歩で猛暑日。
今日の大阪市内の最高気温は34度だったそうです。
木曜日辺りにはついに猛暑日がやってきそうです。
何をどうしたって暑いことには変わりはありませんが
こういう時程湯船に浸かることは怠らずに。
これを書いている私の部屋は西向きで、今も西日に
向かっているのですが(もちろんカーテンは閉めて
います)何もかも嫌になってきます。
で、今日のお茶は緑茶にしました。
一気に涼しく...とは言い難いですが、それまでの蒸し
暑い不快感が消えてすっきりとしました。
緑茶の清熱効果は抜群です。
中医学の扉を叩いて15年ほど経ちますが、感じている
不快感や不調にびちっと合うものを摂れた時の達成感
はまだまだ初々しくて、逆にまだまだやなぁと。
いつでもびしばしに合わないとね。
なおかつ、一歩手前でそれを摂れたらなお良し!
そしてまだまだハーブやスパイスには薬効をはっきりと知らないものもたくさんあります。
先日もオレガノの薬効をやっと知りました。
夏必須の薬効。
8月のスープにも使います。
そしてこちらも夏に欠かせない白扁豆。
イタリアの風が吹くようなスープですが、しっかり薬膳。
現実にも梅雨入りしました。
それに乗っかって私の万博三日目もまた大雨。
しーかーし、週明けからはがっつり気温が上がる予報
です。
暑熱順化が出来ていないことで熱中症のリスクが高く
なるので、汗をかく準備しておかねばいけませんね。
でもそんなすぐに何か運動して..なんて無理なので、
お風呂。
入浴前にお水一杯飲んで入ると発汗しやすいです。
しっかり湯船につかって暑さに備えましょう。
そろそろクーラーのお世話になることも多くなって
きます。
身体の表面の暑さだけを気にしていると、お腹は冷え
冷えってことも多くなる時期。
とはいえ、温性のものばかり食べなくてもよいですが
逆に寒冷性ばかりにならないように。
ししとうは唐辛子なのでもちろん温性。
でも夏が旬ですし、帰経は心。
心を助ける活血の働きをもちます。
8月はsuola-aも河図薬膳の考え方を受け継いだ食材選びをしています。
甘唐辛子とアンチョビで作る夏のイタリアンっぽい薬膳です。