今日で二月もお終い。
二月の初めまで自粛休講でしたので、まだ始動という
感じの二月でした。
春の訪れと共に少しは落ち着いた穏やかな日常が
戻ればいいなぁと願うばかりです。
思えば去年は明日から初めての宇宙人のライヴ、
大阪と東京の2days
そして、こちらも初の歌舞伎座での観劇、
とお楽しみが目白押しだったのに
すべてキャンセルで東京行きももちろん断念。
友達との逢瀬も流れてしまいました。
4月の台湾も流れ、6月も流れ、レッスンも長期の
お休みにになりいいことなしの一年が始まった時期。
こういう時に鬱になるんやろなぁと落ちていく自分に焦りを感じていました。
大きくストレスを感じると気血がもれてしまい
どんどん消耗してしまいます。
血が足りなくなると肝は不安定になり疏泄のお仕事が出来なくなって体中に滞りが起きます。
この春は一年間抱えてきたストレスで肝が弱り切っているという方も多いはず。
しっかりと補血して理気して肝の調子を整えましょう。
小松菜は言わずと知れた補血食材。
黒木耳も鉄分豊富で血にまつわるお仕事が得意な食材です。
見慣れた食材でもしっかりと薬膳を作ることが出来るのです。
さて4月のご予約は明日から承ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
suolaは今年で15歳ですが、
私の料理の先生生活は今年の8月で二十年。
長いことこのお仕事をさせてもらってます。
ありがたや。
最初の四年弱は料理教室でお勤めしておりまして、
正確に言うと一年ほど諸々の理由でブランクがあるのですが
料理の先生生活をスタートして20年が経とうとしています。
初めは自分の未熟さで大変でしかなく、早く辞めたい、
ここから逃げたいとかネガティヴな思いばかりでしたが、
なんと二十年。
今となっては辛い思いや過酷だったことは全部自分の糧になっているのですが、
腹の立つこともまぁまぁありました。
実はいわくつきなこのお菓子、マルグリットフィナンシェ。
ぺちゃんこの型で焼いたフィナンシェも抜群においしいお菓子ですが、
ふんわりと焼くことでまったく違ったおいしさが生まれます。
お茶にぴったり。
いわくはついてますが、とてもおいしいので習いに来てください。
それと早々に満席になっていました3月17日pippuriのクラスにお席が空きました。
満席になりました。
「すーしー」と読みます。
ちなみに寿司は「しょうすー」
今月のsuola-bも素食台湾薬膳でしたが、
4月の中国粉もんの会のメイン二品も卵は使いますがほぼ素食。
スープは干し貝柱を使いますが。
素食を作る上で一番難しいのがどこから旨味を引き
出してくるか。
中国や台湾には日本にはない乾燥のきのこが色々
あるので、複雑なおいしさを作ることが出来ます。
日本で素食を作る時にはやっぱり干し椎茸が活躍してくれます。
今回の包子はそこに漬物を加えて発酵の旨味をオン!
豚まんじゃないのかーと残念がってらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、
なかなかどうして素食包子も好吃ですよ。
私のそばには結構たくさんの猪年の方がいらっしゃいます。
生徒さん、お友達、みなさん猪突猛進系。
生徒さんはそんな風にお見受けしなくてもお話聞くと
ああやっぱり猪やね..って頷くエピソードを持って
はったり。
友人各位は全員猪突猛進です。
いい意味で。
猪組のみなさん、今年は五十路へ。
50代もその意気で走ってもらいたいものです。
私はばたばた貧乏の酉年ですが、猪風味なところも
あって、これ!と思うものに出会った時は突っ走る
こともあります。
そのひとつが薬膳。
薬膳に出会ったときには大げさじゃなく目の前が
何トーンか明るくなったような感覚がありました。
私が感じた面白さとときめきをsuolaに来てくださる方にもお届けできていればうれしいのですが...
春は持病や不調、長年の痛みなどがあふれ出るように出てくる季節。
薬膳を取り入れることで、今年よりは来年、また次の年と湧き出る不調が少しでも和らいでいくように。
4月のsuolaは五臓すべてを元気にする食材で作る薬膳。
いわば万能薬膳。
デザート以外はほとんど一年中作ってもらえるレシピです。
特別な食材はほとんど使わず、そこにある素材で養生ごはん。
suolaの真骨頂の薬膳です。
気を補って、巡らせるコンビで作る生春巻き。
さっぱりした生春巻きをこっくりしたナッツのソースでいただきます。
何月かわからないぽかぽか陽気ですが、
花粉もたくさん飛んでそうですね。
私は花粉症ではないのですが
なんとなくムズムズするので、写真の菊花茶を飲んでおります。
陽気に誘われて4月のメニューとスケジュール
アップしました。
ご予約は3月1日から承ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
この調子でコロナの状況が改善していくことを願って
おりますが、またその時々の状況を見極めつつの
レッスンのスタイルになることをご理解の上、
ご予約戴ければ幸いです。
現在もほぼ以前と変わらない感じで実習を交えつつの
レッスンを行っております。
試食もしていただいておりますが、お持ち帰りをご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
ただこれからの季節はお料理が痛んだりという別の心配が出てきますので、
ご自身の責任の下で管理をお願いいたします。