昨日は陽ざしが和らいで過ごしやすい一日で、
今日は曇って雨も降ったりでまた寒く。
こんな風に行ったり来たりしながら一歩一歩春に
向かうのでしょうね。
中国茶を習い始めて、間もなく一年半。
コロナが無ければスタートを切らなかったかも
しれない中国茶のお稽古。
これだけは怪我の功名。
中国茶老師養成講座の高級も終えたことなので、
suolaでも中国茶クラスを始めたいのですが、私の
知識がまだまだ未熟すぎてどんな形でのレッスンに
すれば楽しんでもらえるかを模索中です。
延期になっている1月のteeでは、宮崎産の紅茶の品種別の飲み比べをする予定でした。
インド式と言うか、イギリス式と言うか、サーバーで一気に淹れる方法で..と思っていましたが、
日本のやさしい味わいの紅茶には中国式で淹れたほうがおいしいと思えたので、
今回はプレ中国茶クラスの様相でのレッスンをやろうと思っております。
先週末から寒い、寒い日が続いてますね。
この時期は毎年立春が来たのに寒波到来って言って
いるような気がします。
私の生まれた数十年前の立春もすごく寒くて雪が
積もるほどだったそうです。
でも少しずつ春へ近づいているのは確かなので
乗り切れますよね。
コロナ禍に陥ってから、終わりの見えない辛さ、
というものを嫌って言うほど実感する毎日で、
いついつまでの辛抱とか、ここまでやれば、とかいう
しんどさはなんとか頑張れるような...
今、私の周りには闘病中の方が何人かいらして、私が
何かできるわけではないのですが、病状が落ち着いて
suolaに戻ってきてくださった時に力になれることを考えています。
もちろんそれは薬膳の先生として、しっかりとした食養生をお伝えすること。
この本をもう一度しっかり読んで、これからのレシピに反映させていこうと思います。
まだまだ寒い日は続きますが、春への扉が開きます。
陽ざしが日に日に柔らかくなるのを感じるこの頃。
人間界は混乱を極めていても、自然界はその営みを
狂わせることなく一歩一歩日々歩みを進めます。
「天人合一」という思想に基づいた中医学を志す者
として、自然に逆らわず養生していく術をますます
高めようと思う生日の朝。
中国茶の道具、蓋碗は別名三才碗と言われ、
蓋、茶碗、茶托が一組で天、人、地を表しています。
近頃はこの写真の茶器のように地の部分の茶托が
無いものも増えていますが。
この年もますます薬膳とお茶に寄り添いながら
暮らして生きます。
suola的中国茶稽古もいつか必ず近い将来ハジメマス、とここに宣言。
明日は旧暦の1月1日、春節です。
タイトルの除夕というのは大晦日のこと。
春節に餃子を食べるというのをご存じの方も多いと
思います。
写真のような包み方をすると、中国の昔のお金
「元宝」に似ていることから餃子を作ると富や幸運を
包み、食べると裕福になると言われる縁起のいい
食べ物。
除夕に家族みんなで餃子の準備をして、年越しそば
ならぬ年越し水餃子を食べるのだそうです。
今年の春節には間に合いませんが、来年はぜひこの
水餃子を作って春節をお祝いしてくださいね。
今回の粉もんの会では包子の生地を作るので、
餃子の皮は市販のものを使いますが、
今年中に餃子の皮を作るレッスンもやりましょう!