昨日で三日間の新中医学講座が終わりました。
10時~17時zoomって..って狼狽えましたが、意外と
目もバシバシにならず、抜け殻になるほど疲れもせず
ご機嫌に乗り切りました。
ほとんどビデオOffにしてたけども。
三日間のお供にはタイトルのトリオを。
プラスちょこっとチョコレート。
葡萄は気血を補い、胡桃は腎を補い、茶は心を養い
精神を安定させる。
嗚呼素晴らしき中医学。
チョコレートの刺激で眠気を飛ばせたのも否めなし。
メキシコもえらい。
それにしてもいつから中国的なものに思いをはせる
ようになったのか。
始まりは台湾、そして薬膳、上海、杭州、安徽省へ訪れたことも
さらに中国への興味が深まった原因のひとつ。
コロナを世界にもたらしたのも中国かもしれないけど、私の前に中国茶の道が
開かれたのもコロナのおかげ。
残りの人生もきっと中国と関わっていくのだろなぁと思います。
今私が一番行きたいところは中国の雲南省。
お茶の発祥地としても最有力だと言われる土地。
6000-7000年前には雲南省の南部でお茶の原種が見つけられたと言われています。
6月の中国茶ことはじめではそんな雲南のお茶を飲みます。
緑茶、白茶、紅茶、黒茶。
泡は今年の思茅の緑茶でお稽古を。
暑い季節は緑茶が大活躍なので是非この機会にマスターしてください。
現在、4月5月共にたくさんのキャンセル待ちを
いただいております。
ご都合悪くなられましたら、速やかにご連絡頂け
ましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日もそろそろお勉強スタートです。
なんとなくおどろおどろしい漢字ですが、私が学んで
いる新中医学のアドバンスコースのタイトルです。
密码は暗号という意味。
急遽オンラインでの受講になったので、zoomが
繋がるや否やが一番の不安事項だったアナログな私。
無事何事も無く繋がりまして初日終了。
集中力の無さを治す処方もわかったので、次回の
受講時にはきっと抜群の集中力で挑めるはず。
明日明後日には間に合わない...
で、ちょっともろもろ予定が変わってしまったので、
6月中旬ののsuolaのスケジュールが
空くことになってしまいます。
7月頭も6月の内容にしようと思うので、大幅には
減らないはずです。
無事試験に合格して、私の中で学んだことが腑に落ちた暁にはsuolaのレッスンに
生かしていけるはずなので、どうか温かく見守ってください。
今月も大人気でしたが、6月にも韓薬膳を。
蛸の韓国風の和えもの。
写真ではセロリを使っているのですが、6月にセロリはもういいのが無いと思うので
アスパラかなぁと。
要検討。
蒸し暑い季節にピリッと爽やかな辛味で身体の中を動かして、汗で不足する陰も補える
夏にぴったりのレシピです。
この近くで見られる桜はほぼ終わり、続いてかわい
らしい緑の小さな葉っぱが木々を彩っています。
桜のピンクはほんとうにかわいくて心躍りますが、
生まれたてのちっちゃな葉っぱの緑もなんとも初々
しくて遠い地で今まさに摘まれている茶葉のことを
思ってしまいます。
大きな葉で作る茶だから楽ちんなんてことはまったく
ありませんが、小さな芽だけで作られる緑茶や紅茶は
それはそれは大変な労力が費やされて作られるもの。
毎回飲み終わった茶葉を捨てる時に心が痛みますが、
ありがとうありがとうと何度もお礼を言ってサヨナラ
します。
今年もみなさんもこれからたくさんのお茶と出会うと
思いますが、お茶を生み出してくださった農家さんや
茶師の方をちょっとでも思い浮かべて感謝してみて
ください。
もちろんお茶だけではなく野菜や果物やお肉、卵もそうです。
ありがたやありがたや。
春から夏にかけては色んなお豆さんが私たちの食卓を彩ってくれますし、
私たちの体調も整えてくれます。
台湾でムシムシしんどかった時に、店先のごみの中に捨てられたそら豆のさやを見て、
この国の人たちはやっぱり薬膳と共に生きてるのだなぁと嬉しくなって、
早速そら豆のお料理を食べました。
このお料理にはそら豆は使いませんが梅雨の重だるい身体をすっきりすべく豆や海藻、
利水と解毒の食材を使って夏らしいごはんに。
5日から二十四節気の清明に入りました。
万物皆清らかで生き生きとした様子を表した
「清浄明潔」という言葉が語源。
今日はしっかりと雨が降っていますが、この雨もまた
自然界の生き物に恵みを与えるありがたい潤い。
花粉症で苦しんでいる方にも今日は息継ぎの日に
なっているでしょうか。
清明の次は穀雨、その次は立夏。
先を読み過ぎですが、あっという間に夏ですね。
髪が短くなったので、今年はしっかりと首周りの
日焼け対策をしなくてはと肝に銘じています。
今年も暑いのだろうか。
六月は和食と韓国料理の予定。
水無月なので、しっかりと水さばきの良い身体を作る
ことはもちろん、
今年は一年通して補気血をベースにした薬膳。
得意の地味で滋味なお汁ものですが、生姜がこれでもか!と入っていて、
じめっとした季節にもってこい。
食卓登場頻度の高いメニューにきっとなるはず。