昨日から殺人的な蒸し暑さですね。
みなさん生きてますか?
「祛暑」
聞きなれない言葉だと思いますが、
漢字一字一字の意味で考えれば、そのままです。
祛=取り去る、消し去るという意味。
暑さを消し去る、暑気払いするという意味の
中医学用語です。
祛暑の食材は、
緑豆、緑豆もやし、苦瓜、西瓜、バナナ、メロン、
レモン、カルダモン、ハイビスカス、蓮の葉、
ココナッツ。
手っ取り早くはハイビスカスティ。
台湾産の洛伸花が神農生活に売ってましたよー
写真はハイビスカスティも入っている酸梅湯。
台湾、中国の夏の養生飲料です。
今日は半夏生。
蛸を食べる日..というのは関西だけのようですね。
検索してみると、半夏生の五日間は天から毒が降ると
言われていて、井戸に蓋をして、その間に採った
作物も食べてはいけないと言われていたのだそう。
私たち中医学の世界には「半夏」という生薬があり、
この半夏(カラシビシャク)が生じる時期という
意味の「半夏生」です。
蛸は気血を補って、津液を生み出して渇きを止め、
筋肉や骨を強くして、肌の収斂作用があるカシコイ子なのです。
七月になりました。
今日はsuolaのお誕生日。
本人はばたばたと中国茶のお稽古に出かけていたら、
友達がおめでとうとLINEを送ってくれて、
私の誕生日でもなくsuolaの誕生日を覚えていて
くれる人がいるなんて!!!と感激。
15周年、何かしたいと思っていましたが、なかなか
難しそうなので、来年区切りの年ではありませんが、
コロナとおさらばできていたら何か愉しいことを
やりたいなと思っています。
これからも変わらず
「そこにある素材で養生ごはん」を
「きちんとていねいに」の心でお伝えしていきます。
今後ともご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
おいし、たのしをご一緒に。
薬膳料理教室suola 北川久仁
本日より8月のご予約を承っております。
まだ完全に予約状況がスケジュールページに
反映できてないのですが、若干空いておりますので
ご希望があればお問い合わせいただけると幸いです。
朝から伯母の訃報が届いたりで少々ばたばたしております。
返信極力急ぎますが、少々お時間ご容赦くださいませ!
汗をかくことは必要なことだけど、
汗には「氣」が含まれているので、
汗をかくと疲れます。
大汗をかくとものすごーく気を消耗します。
なので汗をかいたあとには氣を補うものを。
逆に汗がうまくかけない方は、今日みたいに蒸し暑い
日はとてもとてもしんどいと思います。
私もかつてはそうでした。
薬膳やヨガで今はそこそこ汗がかけるので少しは
楽に。
とはいえ蒸し暑いのは大嫌い。
そんな時に摂るべきは生姜。
乾姜ではなく生や長時間加熱していないものを。
あとは昨日の記事にも登場した清香の烏龍茶や
ダージリンのファーストフラッシュを飲むと、
私はいったん暑くなって汗が出て、そのあとすっきりします。
蒸し暑いので冷たいものを飲んだり食べたりしたくなりますが、そこはぐっとこらえて。
処暑のgenkanサロンでは生姜の入ったわんたんで暑気払いしましょう。
8月のご予約はこのあと0時から承ります。
どうぞよろしくお願いいたします。