薬膳料理教室suola
Food Therapy Atelier

この古い漢字が好きです。

風に乗ってやって来ている疾走感を感じます。

なんて悠長なことを言ってられるのは私が大阪にしか

住んだことがないからでしょうね。

でも数年前に台湾で台風を経験しました。

そりゃあ南の島の台風はえげつないパワーで。

通り過ぎた翌朝はそこらじゅうで街路樹が根っこから

倒れてたり、看板は落ちまくり。

今年は台風の被害が少ないことを祈ります。

さて明日から8月のご予約を承りますが、やっとこさ最後の試作が！

薬膳サロンでお出しする穴子のスパイシーフリット。

暑い夏に熱いお料理。

そこにも意味があります。

とはいえ、レッスンの頃はタイトル通りに立秋の頃。

秋に向けての養生のお話も交えていたします。

お時間許す方はお片付けのあとに、少しお茶もご一緒しましょう。

秋ですから白茶をご用意いたします。

昨夜はcocotte山下さんでの立秋の薬膳サロンへの

ご予約を戴きまして、ありがとうございました。

現在すべての会が満席になっております。

またキャンセルが出ることもあると思いますので、

情報があればSNSなどでお知らせしたいと思います。

suolaの8月のご予約は6日から承ります。

こちらもなにとぞよろしくお願いいたします。

今日は愛猫がんもが療法食を食べ始めて一か月経過の

血液検査の日。

甲状腺の結果は後日なのですが、肝臓の数値は改善

してましたが、今度は腎臓の数値が悪くなっていて。

中医学では肝腎同源、助け合う関係だけど、悪く

なったら足の引っ張り合い。

特に老化に大きく関わる二つの臓なので、アンチエイジングには肝と腎のケアが必須。

薬膳で補肝腎していきましょう。

夏は暑さで潤いも奪われがちですが、汗をかくことで

気をたくさん消耗してしまい身体の中はかなり「虚」した状態になっています。

8月の薬膳サロンのテーマは「補虚損」

虚してるわ、損してるわ、疲れ切った身体にしっかりと「補」って元気を取り戻してもらう薬膳です。

豆乳はパワフルな食材には見えませんが、それこそ弱った身体を優しく調えてくれる白い食材。

鹹豆漿に旨味をプラスしたスープで作るビーフン。

なーんにも食べたくない時でもこれならいけます。

今日はsuola16回目のお誕生日です。

長かったとも、短かったとも、どちらの感覚もなく

ただただ16年経ったんやなぁという感じ。

色々あったし、この数年のコロナ禍では存続の危機も

ありましたが、なんとか今日を迎えています。

色々な物の高騰により、今月からはレッスンフィーを

値上げさせて戴くことになりましたが、みなさんから

温かい言葉をたくさん戴き、感謝することしきり。

16年の間に普通の家庭料理教室から、薬膳料理教室に

変わり、この春からは中国茶のクラスが始まり、

小さな変化もありましたが、

「きちんとていねいに　おいしたのしをご一緒に」の

思いは変わらず、また新しい年を重ねていきますので

どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　薬膳料理教室suola  北川久仁