人の振り見て我が振り直せという言葉は、中国の
「詩経」の中にある言葉、
「他山の石以て玉を攻むべし」からきていると
されています。
私は誰かによって嫌な思いをさせられた時、
「人の振り見て我が振り直せ」と唱え、これも自分の
成長の糧と思って怒りを鎮めるようにしています。
若い時は仕返ししてましたけど(笑)
先日、久々にそんな思いをすることがあり、その時
痛感したのは思いやりの心って何より尊いよなぁと。
思いやりにかける言動をされたので、そう思ったわけ
ですが、さて自分自身はどうだろうか?愛をもって
生きられているのか?
学生時代を過ごした大阪女学院、平安女学院では、
「最も大いなるものは愛である」という聖句を大事に
する学校だったので自ずと周りの人に愛を届けることの出来る人に育ったような気がします。
「思慮深い乙女」にはなれていませんが...
そんな気持ちが薄れている時に、痛い目に遭って再び自分に叩き込む機会を
与えてもらったと前向きに受け止めて仕返しはせずに過ごしています。
中医学では、仕返しではありませんが、相剋という関係が五臓同士の間で存在します。
「剋」という漢字の通り、やっつける関係と言うか、上司と部下の関係のような。
上下関係ではあるけれど、お互いに支えあう関係。
肺が剋するのは肝、肺を剋するのは心。
「河図薬膳」のクラスではそんな関係についてもお話ししようと思います。
ちょっと難しいかもしれませんが、作るお料理はいつものように簡単でとびきり美味しい。
そしてしっかり効く薬膳です。
秋から冬にかけて毎日のように出番がやってくるかもしれないごはんです。
来週25日から高麗橋のLADS GALLERYで
ヤエの展覧会が始まります。
暑い暑い時ではありますが、是非足を運んでください
ませ。
私は初日の夕刻に伺う予定です。
詳細はこちら
9月は久しぶりにteeをやります。
中国六大茶会もあるし、9月はお茶まみれの楽しみな
月になりそうです。
いつもはダージリンなら春、夏とわけて飲み比べを
していますが、今回は春夏それぞれ2茶園を飲みます。
雨が少なかった影響でおいしいお茶が生まれている
今年のダージリンを是非お楽しみに。
あわせるお菓子は写真のこれ。
バターを使わずビーナッツバターで作るクッキー。
おそるべし手軽さでお茶との相性もばっちり。
余談ですが...
今日は殺人的に暑かったので、下午茶はどうしても緑茶というセレクトだったのですが、
すっごくよく合いました。
前回の記事を書いた日の夜から愛猫が調子を崩して、
今もまだ本調子には戻れていません。
というか、年齢的に少しずつ坂道...なのかなとも
思います。
本人も急転直下やわ、と思ってるのかも。
血液検査の結果は三か月前とほぼ変わらず、年齢的
には優秀だと主治医の先生は言ってくださいますが、
中医学的には完全に腎虚だなぁという私の見立て。
うちの子には薬膳や漢方はなかなか厳しいので
打つ手も無く。
どんどん台湾が遠のいてる感じです、とほほ。
そんなこんなでここに書くのもすっかり久しぶりに
なってしまいました。
コロナ禍でレッスンが出来ず、genkanサロンに明け
暮れていた2020年の夏。
たまには夜サロンも開いたりして。
genkanサロンが無ければどうやってあの夏を凌いだのだろうかと思うほど
私にとっての救いの時間でした。
もうすぐ今年の大暑のgenkanサロンが始まりますが、これは2020年の大暑の会でお出ししメニュー。
帆立と湯葉で作る豆乳のビーフンです。
白いもの大集合で秋の薬膳としてご紹介します。
この辺りは一昨日も昨日も夕方スコールのような
雨が降りました。
雨が降る前の蒸し蒸しを雨が持って行ってくれた
感じで涼しくなってありがたかったですが、被害が
出るほどの降りかたなので油断は禁物ですね。
たとえ町中に住んでようとも。
今日はスコールも期待できない感じのがっつーんと
した暑さ。
でもやっぱり湿度が低いのは助かります。
ちゃんと息が出来る。
兎にも角にも今年の暑さは殺人的なようなので、
無理せず暮らしていきたいですね。
suolaへお越しの際もぜひバスをご利用ください。
大阪シティバスの「勝山北一丁目」からだと遠い方の
停留所からでも3分ほど。
詳しくは遠慮なくお問い合わせください。
9月も暑いのだろうなぁ...間違いなく。
熱を冷まして巡りをよくしてくれる茄子はとても大事な薬膳食材。
とはいえ、9月も半ばのレッスンだし、秋茄子のおいしい間中作ってもらいたいので、
冷やし過ぎを防ぐ工夫は必須。
そして、皮にも大事な薬効&栄養素があるので出来ればむかずに食べれるうれしいレシピです。