日々ノコト

12 23

冬至

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...でしたね。

陰極まりし時期らしく、恐ろしく冷え込んでいます。

なかなか雪が降らないsuola周辺も今日は何度か

粉雪が舞いました。

気を引き締めて養生に励まねば!

日本では冬至には南瓜を食べる習慣がありますよね。

「ん」がつくものなら良いとも言われます。

台湾では湯圓というお団子を食べる習慣があります。

冬至の頃に台湾にいたことはないので未経験ですが、

陰陽の入れ替わる冬至に円満、団欒を象徴する湯圓を

食べて、幸せを願うのだそうです。

中国の北部では水餃子を食べるそうです。

遅ればせながら今夜我が家は水餃子です。

 

今年は季節の進むのが早いのか、「よってって!」

ではもう菜の花がじゃんじゃん売られていて、この

メニューを2月にやろうと思っている私は結構ドキドキ。

2月まであるやろか。

立春を過ぎた頃にはそろそろ春を意識した食材の存在感が高まります。

菜の花、金柑共に肝を元気にしてくれる食材。

すっきりした柔らかな酸味のドレッシングで一足早い春を感じるサラダを作りましょう。

中国茶ことはじめ

 

昨日の中国茶ことはじめは今年最後のクラスでした。

4月にプレレッスンという形でスタートして、teeが

ある月はお休みの月もあったので、7種類のクラスが

なんと38回も開講することが出来ました。

すごいー!

私の愉しみのためにやるようなクラスやん..と思って

いましたが、楽しい空気は波及するもので、

たくさんの方が興味を持ってくださったことに感謝。

泡茶の技術もですが、先生としてもクオリティも少し

ずつでも高めていきますので、まだ来年もどうぞ

ご贔屓に。

お茶がもたらしてくれる豊かで和やかな時間をご一緒しましょう。

写真は皆勤で参加してくださった方のお一人田中里実さんからお借りしました。
皆勤の方がたくさんいらしたことにも多謝多謝。

12 17

冷雨

帆立と蕪のサラダ

 

気温も下がり、雨もしっかり降り、なかなか辛い

土曜日。

今朝はsuolaに来られる方がちょうど環状線に乗って

らっしゃる頃に事故があって、ほとんどの方が巻き

込まれて、なんだかばたばたしたレッスンになって

しまった感じ。

でも、みなさんがわいわいと楽しそうに帰路に

つかれる様子を見てほっとしておりました。

「よいお年を~」というご挨拶を何度となく重ねる

この季節。

また来年も楽しい時間をたくさんご一緒したいなぁ

という気持ちをしっかりのせた言葉が発せられている

いいなと思います。

コロナでごたごたしてもうすぐまるまる二年が過ぎ

ようとしています。

当たり前が当たり前ではなくなることを知った今。

ほんとにこの瞬間を大切にしたいと思う気持ちが高まります。

やりたいことがあるならそのタイミングを逃さずに、

逃した獲物は大きいかもしれません。

写真に使っている近藤文さんの器。

夏の趣佳さんの個展で出会ったものです。

今年は(今年も?)たくさんの器を手に入れてしまいましたが、きっと来年も...

色んな意味で充実の年になるといいなぁと思います。

でも、大殺界ラストイヤーなんですよね。

知らんかったけど。

帆立と蕪で作る冬の白いサラダ。

塩レモンを使います。

レッスン受けたいなぁ...という方は、国産レモンが手に入る間に仕込んでおいてください。

ネットなどに載っている簡単な漬け方でOKです。

 

牡蠣ごはん

 

「向かい干支」というのを聞かれたことありますか?

十二支を円に並べた時に、自分の干支の向かい側に

くる干支のことを指します。

「守り干支」と言ったりもするようで、向かい干支を

大切にすると幸せになれると江戸時代から言われて

いるのだそうです。

向かい干支と自分の干支とは正反対の性質なので、

自分にないパワーをくれるのだそう。

なので相性もいいそうですよ。

要するに向かい干支はラッキーアイテムということ。

私の向かい干支は来年の干支の「卯」

うさぎモチーフのものに興味がないので(好きでも

嫌いでもない)普段はあえて選びませんが、当たり年

ということで今うさぎの物が色々出てるのでお正月の

お飾り辺りを探してみようと思っています。

 

お正月っぽい器に入れたこちらは豚肉と蓮の実の蒸しスープ。

蒸して作るスープは手がかからないのに驚きのクリアなおいしさが出来上がります。

蒸気が作ってくれるおいしさは寒い時期には目からもおいしさを感じられるうれしいお料理。

明日からますます冷え込みそうです。

みなさまくれぐれもご自愛を!

 

12 14

酸甘化陰

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昨夜から風が吹き荒れています。

肝が弱い方には辛いお天気だと思います。

うちのおばあちゃんがんもも昨夜突如調子が悪くなり

明朝病院に走らねばか?!、水曜休診だしそれなら今

から救急か⁈という感じでしたが、肝気が上がってる

かと思って腎の辺りをマッサージしてたらゆるゆると

寝てくれて、今は絶賛毛づくろいしてるので、

なんとか大丈夫かなと様子見です。

動物も人間も「老」とつく年頃になると突然の不調に

見舞われるものです。

付き合っていく覚悟を持ち、こちらがへこたれない

整えていかねばと思いますが、今モーレツに眠い。

寝不足...

こんなに風が吹き荒れると、血虚や陰虚の方は

しんどさを感じることも多いと思います。

風が強い日に外を歩くと風に飛ばされて

ふらふらしますよね、それが身体の中でも起こる。

眩暈、頭痛、頸のこわばりなどが起こることもあります。

そんな方はとりあえず今日は外出を控えてくださいね。

外の風を身体にも取り込んでよりひどくなる可能性が高いです。

治していくには血や潤いを補っていくのですが、中医学には「酸甘化陰」という考え方があり

酸味と甘味をを足せば、潤いに化けるという意味です。

ここでいう甘味は甘いお菓子ではなく、甘味を持った食材のことですよー

甘いもんいっぱい食べてやーっていう意味ではないのでね、ご注意を。

イタリア料理にはアグロドルチェという料理の手法があります。

アグロ=酸っぱい、ドルチェ=甘い。

酸甘化陰をアグロドルチェと結びつけたレシピでお届けする鰤と茸のお料理、乞うご期待!

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