七十二候の「紅花栄」に入ったところです。
今日、よってってに行くと紅花の切り花が売られて
ました。
買いたかったのですが、若干弱っていたので諦め。
紅花栄は紅花が盛りの頃を指しますが、今の暦だと
一ヶ月程先。
6月に入ってからだそうです。
生け花を習っていた頃はよく生けました。
薬膳の世界に入ってからはもっぱら口に入れて摂る
ことが多くなりました。
紅花の花を発酵、乾燥させて作るものが「紅餅」と
言われ、とても手間がかかるので、幕末の当時は米の
百倍、金の十倍と言われるほどの貴重品だったそう。
近頃はあまり必要なくなりましたが、薬膳的に活血の
作用がとても強いことを知り、
とてもお世話になっていた時期もあります。
妊娠中の方が間違って使ってしまうと流産してしまう
ほど、強い流す力を持ちます。
本来滔々と流れていることが正常な血。
流れなくなることで色々な不調を生みます。
青梗菜は目立った薬効がなさそうな地味な存在ですが実は活血食材。
胸の辺りのもやもやした嫌な感じを取り除いてくれる夏にはうれしい食材。
最強アブラナ科の一員です。