七十二候の「金盞香」
きんせんかさくと読みます。
そのまま金盞花が咲く頃なのだと思っていましたが、
金盞とは水仙のことなのだそう。
水仙の花の真ん中にある副冠という部分が金色の杯を
表す「金盞」に似ているところから、金盞香と名付け
られたのだそうです。
水仙はとても香りのいいお花なので香と言う字が充て
られたのでしょうか。
以前小原流の生け花を習っていまして、水仙といえば
葉組という難しい生け方をしなければいけないお花で
苦手でしたが、あの香りの高さにうっとりしながら
生けたことも思い出します。
閑話休題。
今日も日暮れが近づいてきました。
最近はお料理の写真は玄関で撮っているのですが、
晩ごはんの時間だともうすっかり暮れてしまっていて(といっても我が家の晩ごはんは17時台)
こんな写真になってしまいます。
でも雰囲気があって気に入っているのですが、何の写真かわかりにくいので
メニューのページにはくっきりした写真を載せますね。
1月suola-aの蓮根のサラダです。
マヨネーズを使います。
というとsuolaっぽくないーと思われそうですが、マヨネーズたっぷりではなく
そこにあれやこれ加えてさっぱりしつつ、しっかりと薬膳度を上げた冬のサラダになりました。
「悩んでる」と口に出す時は十中八九心は決まってる
時やと、私を良く知る方なら思われるでしょう。
一人っ子だからか、B型だからか、水瓶座だからか、
金の陽だからか、悩み事は大体自分で解決します。
人に相談するのも割と苦手。
結局自分で決めるので、相談した人に失礼。
と言いつつ、先ほど薬膳の先輩に相談してましたが。
そうです、中医学関係。
久しぶりにお勉強しようかと考え中です。
しかもそのあとにあるのは、また、やっぱり、試験。
中国茶どっぷりの今の私の緩んだ脳でやれるのか。
あともう少し考えて決めようと思います。
お金もかかるしね。
1月のメニューも色々考えていますが、リクエストも戴いていた焼売を久々に。
肉食の割に、肉肉しい焼売と言う食べ物があまり好きではないのですが、
自分で作るこのレシピだけはおいしい!と思えるのです。
黒木耳と玉ねぎをたっぷり入れて。
豚肉は補腎、黒木耳も補腎で、しっかりと生姜をきかせてほかほか点心を作りましょう。
中医学には湿邪困脾という証があります。
文字通り湿が脾を困らせている状態。
今朝からの私はまさにこれで、お酒も飲んでないのに
二日酔いになったかのような気持ち悪さと頭痛。
今はほぼ復活して、おなかがすいて何か食べたくて
甘栗食べてました。
思い当たる節は、まさしく最近の不摂生。
薬膳の先生なのに困ったものです。
それに加えて昨日は気圧がどかーんと下がったので
火に油だったようです。
漢方薬も飲みましたが、朝昼とごはんを抜いたのも治癒への近道。
脾胃が弱っている時はとにかく休ませてあげるが得策なので
抜けるなら抜くのが良いと思っています。
あと少し食欲が出てきたところで林檎。
林檎が赤くなると医者が青くなるというほど、林檎はえらい!
食べた途端に詰まってもやもやしていた感が抜けました。
今日、明日とレッスンが無いので、ゆっくりもろもろ済ませられるわーと昨夜はのんびり構えてたのに
一日棒に振ってしまったので、また早歩きの日々になりそうです。
韮はスタミナ食材というイメージがあって、その通りでもあるのですが
身体を温め、気血の流れを良くし、寒さに弱い腎に元気を与えてくれる冬にしっかり食べたい食材。
これをいかにちょこちょこ食べるかを実現するレシピが出来ました。
おなかの辺りもしっかり温めてくれるので冬の食欲不振や消化不良にももってこいのメニューです。
中国語でお茶を淹れることを「泡茶(pao cha)」と
言います。
おいしいお茶が入れそうな感じのする漢字で好き。
ゴールデンウィークの頃にがんもが体調を崩した頃に
しばらく中国語をお休みすることにして、それから
休んだまま。
四年も続けたのにもったいないのですが、ひとたび
週一度のお稽古事の時間が自由になると、もう戻れ
なくて..ダメ女です。
中国茶はもはやお稽古事というレベルではなく
「修行」
この漢字は辛そうな空気感ですが、何か手に入れたい
ものに出うと、しゃかりきスイッチが入るので今の私に
とっては、楽しい修行です。
中国茶のお稽古を始めてからもう二年が経ちました。
ますます楽しい、ますます面白い、ますます難しい、どんどん奥深い、その私のわくわくが
みなさんにも波及して、中国茶ことはじめのレッスンを受けて下さる方が思いのほか
多くて喜んでいます。
1月は魅惑の鳳凰単叢の世界です。
お茶請けなんて要らないほど魅力的なお茶ですが、
いちおう...甜ではピーナッツとココナッツの焼き菓子を作ります。
あと5分ほどで日が沈みます。
早いー
焦るー
昨日はたくさんのご予約を戴きまして、ありがとう
ございました。
アホなことにヘナの予約を入れてしまっていて、
いつもの10倍ばったばたになってしまい、昼飯抜き。
クリスマスケーキなのに7日に来て下さる方や1月に
入ってからでも受けたい!って言ってくださる
やさしいsuolaっ子の愛に包まれております。
ご予約スタートが遅かったので、まだ11月頭のような
気がしていますが、もう三分の一終わってる...
そして12月の初めはスケジュールがみっちりなので
1月のご予約が今月末スタートという、これまた焦る
...のですが実は試作はほぼ終わってるんですよね、
るるる。
1月は洋食メニューのsuola-a、リクエストの多かった焼売がメインのチャイナのsuola-b、
sokeri、中国茶ことはじめです。
SNSでチラみせしていたシナモンロールはもう少し先に。
suola-aのメインは写真の里芋のグラタン。
suolaではもうおなじみの新潟は五泉の農園八兵衛さんのとってもおいしい里芋を
届けてもらおうと思っております。
里芋がおいしすぎてチーズかけて焼くだけでもおいしいのですが、
今回は米粉と豆乳のベシャメルソースの作り方もお稽古します。