9月のgenkanサロンで主役を張る白茶。
中国茶をよく知ってはる方はご存じだと思いますが
そんなに知名度の高いお茶ではないかも。
緑茶や烏龍茶、他のお茶との劇的な違いは製造工程の
中の揉捻という工程がないこと。
揉捻はお茶を揉み、茶葉を柔らかくするのと同時に
傷がつくことで成分間の反応が始まります。
そしてその傷のおかげで成分が抽出されやすくなります。
白茶は揉捻をしないので、茶葉の形はそのままでとてもワイルドな形のものもあります。
揉捻をせずゆっくりと萎れていく過程(萎凋)で自然に参加が起こり、
白茶らしい干し草のような花のような香りが生まれていきます。
そう、とてもとてもナチュラルなお茶なのです。
お茶の葉そのものの味や香りが楽しめるお茶です。
それゆえに、淹れるのがとっても難しい。
もうすぐ始まる8月は白茶的泡茶強化月間です。
中国には一年茶、三年薬、七年宝という言葉があります。
清肺化痰という薬効をもつ白茶。
時を経たものはおいしさに加えて身体への効果もとても高いと言われています。
秋の始まりに白茶で清肺して秋の準備をしましょう!