日々ノコト

07 17

三伏

金針菜と青梗菜

 

三伏という言葉、聞かれたことがあるでしょうか?

伏は降伏のそれで、

「五行理論で夏は火、秋は金。

夏至から立秋にかけては、秋の金気が盛り上がろう

として夏の火気におさえられ、やむなく伏蔵している

とするが、庚日にはその状態が特に著しいとして

三伏日とする」精選版国語大辞典より。

夏の中でもひと際暑い時期を三伏と言います。

時候のあいさつでも、酷暑の候を指すのだそうです。

まさに今は陽盛の夏。

中医学にはこの時期に陽の貯金をして、陽が不足し

がちな冬に備えるという考え方があります。

身体の熱を冷ます陰の食べ物を欲する季節では

ありますが、あえて陽の気を補うものを摂り、

太陽の光も適当に浴びて、陽を貯めこんで冬に風邪を

ひかない身体を作りましょう。

今週のsuolaではそんな薬膳を作っています。

そんな三伏も過ぎた9月にはきっと軽やかで心地の良い風が吹いているだろうと期待していますが、

まだまだ虚の状態の方も多いだろうと思うので...(きっと私も)

血を補い、巡らせる夏疲れレスキューレシピを金針菜と青梗菜で作ります。

 

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